死ぬのではない。
生きているのだ。
肉体の死は、魂の死とは違う。
我々は死なない。
もちろんあなたも含めてのことだ。
最愛の人を失った時
人は哀しみに暮れる。
いなくなったというのは肉体にすぎない。
むしろ今までより自由に
あなたの周りに散らばったといってもいい。
空気のようにそこにあり
その植物でもあり
あなたの机やペンなのかもしれない。
彼らが単なるモノだと思ったら大間違いだ。
彼らには意志がある。
そして、その意志はヒトと同じく哀しみや喜びを感じ取れるし
あなたにいつも寄り添ってくれている。
あなたは一人ではない。
あなたの着ている服すらも
あなたと同じヒトなのだ。
バカバカしいと言うなら
あなたは空気感を感じ取ることができないのか?
日本人にはできるはずだ。
もちろん他の国のヒトにだってできる。
要は使ってきたかどうかだ。
もしもあなたの身体中のセンサーがナマクラになっているなら
大自然の中に、危険と隣り合わせの世界に
身をおくといい。
常に危険と隣り合わせのヒトには
当然のように殺気や危険を察知するセンサーがある。
もちろんあなたにもあるのだ。
それを有効に使うべきだ。
誰かを痛めつけたり自分を苦しませるためでなく
誰かを癒すため、そして自分の道を歩むために。

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