社会的に第二次産業がしっかりしていないと国は繁栄しない。
どんなに第三次産業が進んでも
自分のところで供給できない状態では継続しない。
現在の輸入に頼ったシステム
低価格化のために規格化を推し進めたシステム
熟練工でなくても、機械を使うことで成り立たせるシステム
決して全否定するわけではない。
しかし、競争の理由が低価格化では意味がない。
そもそも低価格化とは大手のシステムであり
中小企業がやるべきものではない。
多くの中小企業、地場産業は価格競争に正面から取り組む。
もちろん生き残ることはない。
自分たちで疲弊し、自ら身を滅ぼす。
結果として損をするのは地元に住む人たち。
何も自分たちの力で生み出せない状態に
置かれていることを悟った時にはもう遅いだろう。
外部に委ねられたシステムでどうやって生きるつもりだろうか?
外部とのリンクは簡単に切れる。
その時土着の人間以外は大いに苦しむ。
特に量産化されたニュータウン系コミュニティには
縦の世代間新陳代謝がないばかりか、
横の地域コミュニティの力も弱い。
まぁ、地域というのは数百年という時代を乗り越えて作られていくもの。
それを数十年で求めるのは酷な話でもある。
それでも、第二次産業の再興は
なんとしてでも行わなければならない課題である。

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