CATEGORY インスピレーション

科学ドグマに気づくことから

人間が作り出したもの もちろん科学の発展を否定などしない。科学の恩恵を受けた暮らしを手放すことなど到底できない。 しかし、科学、すなわち分科した学問としての体系では流れ出してしまう世界がある。 そのようなあり方を許容でき…

祈りのナガサキからの諫言

ただいま東京での展覧会に出展する作品を急ぎまとめ中。 諫早の地で作るということを考えながら。長崎という土地のもつ力も含めて。 そうなると気になるのはやはり「祈り」 祈りのナガサキにはローマ教皇も訪れた。原爆がらみではある…

光の本来的な意味を停電で。

普段は何気なく明るく照らされている暮らしが台風によって停電を味わう。 不思議な力を感じる。 即席で、その辺にあったガラスやアクリルのものを積み重ねて非常用のLEDライトを上から当ててみた。 反射してくれるおかげでここの周…

バウハウスから100年後

カンディンスキーの昔の本に出会った。彼がバウハウスに移って、その当時の学生とのやりとりなどが書かれていた。 パウル・クレーにしろマックス・ビルにしろ 彼らはてっきり近代合理主義の中でバウハウス的統合をやってきたのだとばか…

不可思議の根底にあるものへ

迷うということは選択できる自由が与えられていることを意味する。 確かにこの現代は選択すること、すなわち迷うということが起きてしまった。 その昔、人々は神と共にあり神仏を信じていた。 しかし今はどうだろう? そんなものはま…

インスピレーションと現代社会雑記

かつて我々には本来備わっていた力があった。 今ではインスピレーションという形でしかなく それは上手く使いこなすことはできていない。   なぜだろうか?   なぜ私たちは使えないのだろう?  …

死するのではなく生きていることを実感する

死ぬのではない。 生きているのだ。 肉体の死は、魂の死とは違う。 我々は死なない。   もちろんあなたも含めてのことだ。   最愛の人を失った時 人は哀しみに暮れる。   いなくなったという…

アキレスと亀な現代世界

物理世界はもはやあとどれほど進むだろうか? 主体を無くした思想の中で。 もちろん進まないことはない。 それでも漸進してはいるのだから。 そう、漸進はしている。 まるでアキレスと亀だ。   飛び越えられるのに、自…

霊性とインスピレーションの必然性

インスピレーションは科学的には起き得ない。 AIがどれだけ人間を模倣しても 所詮は模倣。 もしくは、圧倒的物量で 人間とは違った解答を導くことはできるだろう。 それでもインスピレーションと呼ばれる内なる声とは別物である。…

再起動の日として

サイトをリニューアルして より個人的に思ったことを書き綴ることにする。   それは建築のみならず、都市、社会 人類、経済活動、マーケティング 宇宙的な天命や物理世界 そしてデザインやインスピレーションの世界まで…