CATEGORY 建築

明日香村と長崎で念うこと

なぜ古代にあんな土地に都があったのか不思議でたまらなかった。 都市計画的には利点がない。 街は川を中心に出来上がることが多いのになぜ明日香に? 不思議に思いながらいつのまにか忘れてしまっていたことにふと、友人が昨日明日香…

祈りのナガサキからの諫言

ただいま東京での展覧会に出展する作品を急ぎまとめ中。 諫早の地で作るということを考えながら。長崎という土地のもつ力も含めて。 そうなると気になるのはやはり「祈り」 祈りのナガサキにはローマ教皇も訪れた。原爆がらみではある…

光の本来的な意味を停電で。

普段は何気なく明るく照らされている暮らしが台風によって停電を味わう。 不思議な力を感じる。 即席で、その辺にあったガラスやアクリルのものを積み重ねて非常用のLEDライトを上から当ててみた。 反射してくれるおかげでここの周…

バウハウスから100年後

カンディンスキーの昔の本に出会った。彼がバウハウスに移って、その当時の学生とのやりとりなどが書かれていた。 パウル・クレーにしろマックス・ビルにしろ 彼らはてっきり近代合理主義の中でバウハウス的統合をやってきたのだとばか…

カッコイイ建築を作るだけではダメな理由

個人的に建築家はバカだと思う。 自分のことを棚に上げていうのも何だけど。   しかし、それにしても竣工時にカッコイイとしても そのメンテどうするよ? というものもかなり多い。 しかも、現場での納まりなんて考えて…

第二次産業の再興が課題だと思う

社会的に第二次産業がしっかりしていないと国は繁栄しない。 どんなに第三次産業が進んでも 自分のところで供給できない状態では継続しない。 現在の輸入に頼ったシステム 低価格化のために規格化を推し進めたシステム 熟練工でなく…

人工的建造物と地鎮祭というもの

土地に家を建てる時、特に初めてその土地に建物を建てる時 地鎮祭を執り行うのが当たり前。   これは、土地の荒ぶる神に鎮まってもらい 建物に災いが降りかからないようにという想いがある。   何気にやって…