カンディンスキーの昔の本に出会った。彼がバウハウスに移って、その当時の学生とのやりとりなどが書かれていた。 パウル・クレーにしろマックス・ビルにしろ 彼らはてっきり近代合理主義の中でバウハウス的統合をやってきたのだとばか…
バウハウスから100年後
カンディンスキーの昔の本に出会った。彼がバウハウスに移って、その当時の学生とのやりとりなどが書かれていた。 パウル・クレーにしろマックス・ビルにしろ 彼らはてっきり近代合理主義の中でバウハウス的統合をやってきたのだとばか…
迷うということは選択できる自由が与えられていることを意味する。 確かにこの現代は選択すること、すなわち迷うということが起きてしまった。 その昔、人々は神と共にあり神仏を信じていた。 しかし今はどうだろう? そんなものはま…
この地で生まれるものに息吹を。 この地で、この土地に住む人たちによる手で生まれるもの。AIにはないもの。 それは、人の生き様を映し出す媒体であること。星の下に生まれているとはいえ、毎日の生活にはいろんな出来事がおこる。 …
祭祀なんてバカバカしいものなのだろうか? そんなことはないだろう。特に日本人なら。 我々の暮らしは多くの祭祀に満ちている。何もしていなくても、道端では地蔵菩薩が祀られお供えがされている。 あなたが何もなさなくてもあなたの…
平和な平成という時代が終わった。 この30年間で驚くほど日常の生活は便利になった。 コンピューターの恩恵にあずかるこの現代。 しかしながら相対的に我々は失っているものもまた大きい。 建築が単なる箱になって久しい。…
石について思いを巡らす。 悠久の時を経て地上に顕になった石。 諫早石という地元の産出の砂岩。 砂岩のため石にしては温かみがあるし 吸水性もある。 だから敷石にも使われるし 長崎では古くから使わ…
個人的に建築家はバカだと思う。 自分のことを棚に上げていうのも何だけど。 しかし、それにしても竣工時にカッコイイとしても そのメンテどうするよ? というものもかなり多い。 しかも、現場での納まりなんて考えて…
社会的に第二次産業がしっかりしていないと国は繁栄しない。 どんなに第三次産業が進んでも 自分のところで供給できない状態では継続しない。 現在の輸入に頼ったシステム 低価格化のために規格化を推し進めたシステム 熟練工でなく…
これからはヒトの時代 モノではなくコトとなった。 誰が作るか 誰がやっているか 今しばらくの間はヒトは国境を越えて世界中を旅する。 では、そのヒトとは? ヒトは地に足をつけて生きている。 ジオ…