CATEGORY 長崎

明日香村と長崎で念うこと

なぜ古代にあんな土地に都があったのか不思議でたまらなかった。 都市計画的には利点がない。 街は川を中心に出来上がることが多いのになぜ明日香に? 不思議に思いながらいつのまにか忘れてしまっていたことにふと、友人が昨日明日香…

コロナとナショナリズムその先に念う

世界を覆うコロナの禍それは現代の口減らしであろうか?神から天罰が下ったといって果たしてこの形而下の世界にどれだけ響こうか?1つだけ言えること世界は次の段階へと移っている、、、 ナショナリズムでもいいけど しばらくはウイル…

ヒトが表現する世界

モノを作ることは人の手によっていた時代があった。 今はそのモノたちも機械に置き換わって久しい。 アイデアもまたAIによって如何様にもそして人間には到底不可能なスピードでバリエーションを増やしていかれる。 我々人間にできる…

祈りのナガサキからの諫言

ただいま東京での展覧会に出展する作品を急ぎまとめ中。 諫早の地で作るということを考えながら。長崎という土地のもつ力も含めて。 そうなると気になるのはやはり「祈り」 祈りのナガサキにはローマ教皇も訪れた。原爆がらみではある…

作り手と哲學をAIと

学生たちと工房をめぐる。 作り手は作るが、哲學が徹底的に足りない。そんなことを考えることもバカバカしくなったのか。 それとも、単に面倒だから?思考停止なのか? そんなもの一銭にもならないからと? もし現代的価値観だけで判…

長崎・諫早の土地でつくる意味とカタチあるもの 

この地で生まれるものに息吹を。 この地で、この土地に住む人たちによる手で生まれるもの。AIにはないもの。 それは、人の生き様を映し出す媒体であること。星の下に生まれているとはいえ、毎日の生活にはいろんな出来事がおこる。 …

令和に生き続ける祭祀と

祭祀なんてバカバカしいものなのだろうか? そんなことはないだろう。特に日本人なら。 我々の暮らしは多くの祭祀に満ちている。何もしていなくても、道端では地蔵菩薩が祀られお供えがされている。 あなたが何もなさなくてもあなたの…

令和の時代の幕開けに長崎から念う

平和な平成という時代が終わった。 この30年間で驚くほど日常の生活は便利になった。 コンピューターの恩恵にあずかるこの現代。   しかしながら相対的に我々は失っているものもまた大きい。   建築が単なる箱になって久しい。…

諫早石という時間

石について思いを巡らす。 悠久の時を経て地上に顕になった石。   諫早石という地元の産出の砂岩。   砂岩のため石にしては温かみがあるし 吸水性もある。 だから敷石にも使われるし 長崎では古くから使わ…